初心者におすすめのプロテイン3選【筋肉をつけたい人向け】

・筋肉をつけたいから初めてプロテインを買おうと思う。どんな物を選べばいいの?
・プロテインは初心者だから、何を基準に選べばいいかわからない。

 

本記事ではこのような疑問を解決できるよう、以下について解説します。

 

  • プロテインを選ぶ時の5つのポイント
  • 除外したほうがいいプロテインの特徴3選
  • 筋肉をつけたい初心者向けおすすめプロテイン3選

 

プロテインは国内外のメーカーからたくさん種類が発売されており、目的・成分・内容量で値段が大きく変わります。

 

種類が豊富ということは選択肢が多いといえますが、プロテインを選ぶ基準がわからない初心者からすれば迷うだけです。

すると、目的に合わない物を買ってしまい、「プロテインを飲んだけど体に合わない。効果が出ない」ということにつながってしまいます。

 

このようにプロテインを買ってから後悔しないためにも、10年以上プロテインを飲んでトレーニングをしている私が、筋肉をつけたい初心者向けのプロテインの選び方を解説していきます。

 

最後にはおすすめプロテインも紹介してますので、これからプロテインデビューをしたい人はぜひ最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。

 

【初心者向け】プロテインを選ぶ時の5つのポイント

 

 

「筋肉をつけたい」という目的でプロテインを飲むなら、以下の5つのポイントをチェックしながら選びましょう。

 

  1. ホエイプロテインを選ぶ
  2. おいしい口コミが多いプロテインを選ぶ
  3. たんぱく質の量で選ぶ
  4. たんぱく質以外の成分で選ぶ
  5. コスパで選ぶ

 

それぞれ順番に解説していきます。

 

①ホエイプロテインを選ぶ

 

 

プロテインは大きく分けると、大豆由来の「ソイプロテイン」と牛乳由来の「ホエイプロテイン」の2種類に分かれます。

 

筋肉をつけることが目的なら、「ホエイプロテイン」を選びましょう。

 

理由は以下の通り。

 

  • 消化吸収が速い
  • クセが少なく飲みやすい

 

消化吸収が速い

 

ホエイプロテインは飲んだ後の消化吸収スピードが優れています。

 

人の体は運動後45分以内がもっとも筋肉をつけやすい時間です。

その時間にプロテインを飲むことで、効率よく筋肉をつけることができます。

 

吸収スピードが速いとタイムロスなくタンパク質を吸収できるため、ホエイプロテインがおすすめです。

ちなみに、ソイプロテインは吸収スピードがゆっくりなので運動後には向いていませんが、腹持ちはいいのでダイエットには効果的です。

 

クセが少なく飲みやすい

 

ホエイプロテインは牛乳由来なので、クセが無く飲みやすい物が多いです。

プロテインは毎日飲むものなので、飲みやすいのは大事なポイント

フレーバーも豊富なことから、あなた好みの味のプロテインを見つけることができるでしょう。

ちなみに、ソイプロテインは大豆特有の味があるので、ホエイプロテインよりはクセがあります。

 

WPIとWPCの違いについて

 

ホエイプロテインを探していると、「WPI」「WPC」と書かれている物があります。

この違いは、ホエイプロテインの純度が70~80%なら「WPC」、90%前後なら「WPI」ということです。
※パッケージ書いていない場合は、成分表の「タンパク質含有量」で確認できます。

 

当然ですが、純度が高い「WPI」の方がタンパク質の吸収効率が良いため筋肉は早くつきます。

しかし、その分値段は高いです。

 

一方「WPC」は「WPI」より値段は安いですが、粗悪なわけではありません。

タンパク質の吸収効率は「WPI」に劣るものの、タンパク質はしっかり摂取できます。

ただし、「WPC」には多少の乳糖が含まれます。

そのため、牛乳を飲んでお腹がゴロゴロしたり、ゆるくなる人は、ほぼ乳糖が含まれない「WPI」を選んだ方が良いでしょう。

 

まとめると以下の通り。

 

・プロテインにお金をかけても構わない
・本気で筋肉をつけていきたい
・牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしたり、ゆるくなる

 

・プロテインがどんなものか試したい
・リーズナブルにプロテインを飲みたい
・牛乳を飲んでもおなかがゴロゴロしたり、ゆるくならない

 

基本的にプロテイン初心者は「WPC」で問題ありません。

 

しかし、牛乳に含まれる乳糖が体に合わないことを知っているなら、多少高くても「WPI」のプロテインを選んだ方が良いでしょう。

 

②フおいしい口コミが多いプロテインを選ぶ

 

 

初めてプロテインを買うなら、おいしい口コミが多い物を選びましょう

 

プロテインは薬ではなく食べ物です。

1食あたり200mlほどのドリンクなので、美味しくない物を我慢して飲める量ではありません。

そのため、プロテインを買う時はAmazonや楽天のレビューや、私のような個人ブログをみて、「おいしいかどうか?」という部分は確認しておきましょう。
また、フレーバーの種類が多いプロテインもあるので、飲み比べる楽しみもありますよ。

ちなみに、本記事の最後で紹介している3種類のプロテインは、美味しいことで有名なプロテインでもあります。

③タンパク質の量で選ぶ

 

筋肉を増やしたいなら、タンパク質を多く摂る必要があります。

 

特に運動をしていない人が1日に必要なタンパク質の量は、体重×1gといわれています。

一方、トレーニングをして筋肉を酷使しているなら体重×約2gが理想

 

この理由は、筋肉のダメージを修復するために、たくさんのタンパク質が使われるからですね。

 

タンパク質が足りないと筋肉を修復しきれず、効率よく筋肉をつけることができません。

体重×1gのタンパク質量なら通常の食事でも十分ですが、体重×2gとなると意識して献立を考えないとなかなか難しいでしょう。

 

そのため、なるべくタンパク質の配合量が多いプロテインを選ぶことが大切です。

 

1食あたりタンパク質20g以上が目安で、それ以外の栄養素と総合的に判断してください。

 

④タンパク質以外の成分で選ぶ

 

筋肉を効率よくつけるためには、タンパク質以外の栄養素も重要。

 

タンパク質ばかり摂取しても、筋肉を合成する栄養素が不足していると思ったような成果が出ません。

ビタミン・ミネラル、食物繊維、脂質、BCAA、HMBなど筋肉の結合を助ける成分が必要といえます。

 

特に「HMB」は筋肉の【合成促進】と【分解抑制】効果があるので、効率よく筋肉をつけるには必須の成分です。

 

これらは食事やサプリメントで補えますが、プロテインに含まれている方が効率よく摂取できます。

 

そのため、タンパク質以外に配合されている栄養素もチェックすることが大切です。

 

⑤コスパで選ぶ

 

プロテインは栄養補助食品なので、毎日継続して飲むことが大切です。

価格が高いと継続できないので、毎月プロテインにかけられるお金から逆算して選びましょう。

 

1kgなら平均30日、500gなら平均15日ほどでなくなります。

 

ただし、コスパ重視で安すぎるプロテインを選ばないように要注意

商品によりますが、1kg前後で定価2,000円前後のプロテインは、溶けにくくダマになることが多いと感じました。

 

味も粉っぽさや人工甘味料の味が強く、お世辞にもおいしいとは言えない物が多いです。

 

そのため、コスパ・味のバランスが取れたプロテインとしては、下記の価格帯を目安に選ぶといいでしょう。

 

1kgなら3,000円~6,000円
500gなら1,500~3,000円

※定価なので、Amazon、楽天セールで安くなっている場合はこの限りではありません。

 

除外したほうがいいプロテインの特徴3選

 

 

筋肉をつけたい初心者向けにプロテインを選ぶポイントを解説してきました。

 

ここでは、除外したほうがいいプロテインの特徴を以下の3つの通りそれぞれ解説していきます。

 

  1. 価格が高いプロテイン
  2. 「美味しくない」口コミが多いプロテイン
  3. ソイプロテイン

 

①価格が高いプロテイン

 

金額が高いプロテインは、アスリートなど本格的に体を鍛えている人向け

 

金額が高いと、それだけ良い成分が入ってますが、コスパが悪いです。

なので、初心者向けのプロテインとはいえません。
他サイトの多くは、成分重視でコスパの悪いプロテインが初めて買う人向けに紹介されてますが、完全に的外れなんですよね。

広告収入の額が高いので、良いように紹介してるだけという事実をまずは理解してください。

 

②「美味しくない」口コミが多いプロテイン

 

美味しくないと継続できません

 

プロテインは魔法の薬ではなく、健康補助食品です。

基本的には毎日飲む必要があるので、不味いと継続できません。

頭では「プロテインは筋肉に良い」とわかっても、美味しくないなら積極的に飲みたいとは思いませんよね

 

健康に良いけど、苦くてまずい漢方薬もそうでしょう?

 

そのため、前もって口コミは調べることをオススメします。

ほとんどのプロテインはAmazon、楽天で取り扱っているので、口コミを確認できます。

ステマ口コミも多く、味覚は人それぞれなので参考になるものは多くありませんが、以下の口コミは当たることが多いのでチェックしておきたいところです。。

  • シェイクしてもダマが残る
  • 変な甘さがある
  • 粉っぽい

どうしても気になるなら、1食ずつ小分けになった「お試し版」があるか確認してみるといいでしょう。

③ソイプロテイン

 

筋肉をつけたい目的なら、ソイプロテインではなくホエイプロテインを飲みましょう。

 

理由としては吸収スピードがゆっくりだからです。

 

そもそも、ソイプロテインはダイエット向きのプロテイン。

 

ホエイプロテインの部分でも解説した通り、効率よく筋肉をつけるには筋トレ後45分間にタンパク質を摂取することが効果的と言われています。
※いわゆる「筋トレゴールデンタイム」

 

ホエイプロテインは吸収スピードが速いので、運動後に飲むと効果抜群です。

 

一方、ソイプロテインは吸収がゆっくりなので、運動後に飲んだとしても筋トレゴールデンタイムを逃してしまいます。

このような理由から、筋肉をつけることが目的ならソイプロテインはやめた方がいいということです。

 

筋肉を付けたい初心者向け!オススメプロテイン3選

 

 

それでは、ここまで紹介した内容をもとに、おすすめプロテインをご紹介します。

 

 

(1)マイプロテイン Impact ホエイ プロテイン

 

 

1食分で21gのタンパク質を摂取できますが、脂質は1.9g、炭水化物は1gに抑えられています。
BCAA(アミノ酸)が4.5g含まれているので、運動後の疲労回復や筋肉痛の軽減効果が期待できるでしょう。
60種類以上のフレーバーがあるので、色々な味のプロテインを楽しみたい人にオススメ。

 

 

たんぱく質量(1食)
  • 21g
その他の成分
  • カロリー:103kcal
  • 脂質:1.9g
  • 炭水化物:1.0g
  • 食円相当量:0.13g
  • BCAA:4.5g
価格(1袋1kg) ・5.390円(税込)
味の種類 60種類以上のフレーバーから選べる

【人気フレーバーTOP5】

  1. ナチュラルチョコレート
  2. ミルクティー
  3. 抹茶ラテ
  4. ストロベリークリーム
  5. モカ
その他
  • アミノ酸スコア100

 

 

(2)ビーレジェンド ホエイプロテイン

 

 

コスパが良く、味の種類が豊富なので初めてプロテインを買う人も安心!

ただ、成分はほとんど「たんぱく質」なので、それ以外の成分は食事やサプリから摂取する必要があります。

「他の成分はいらないから、たんぱく質を摂取したい」という人向けです。

 

たんぱく質量(1食)
  • 20.9g
その他の成分
  • エネルギー112.8kcal
  • 脂質1.5g
  • 炭水化物4.1g
  • ビタミンC:37.1mg
  • ビタミンB:61.1mg
価格(1袋 1kg 33食分) 3,100円(税込)
味の種類
  • 激うまチョコ風味
  • そんなバナナ風味
  • ベリベリベリー風味
  • 他10種類+コラボ商品
その他
  • モンドセレクション金賞受賞
  • アミノ酸スコア100

 

(3)ザバス  ホエイプロテイン 100

 

 

 

初心者向けのプロテインとして、とてもバランスのとれたプロテイン。
タンパク質の含有量は少ないですが、ビタミン類をバランスよく摂取できます。
美味しいフレーバーが多いので、初めてプロテインを飲む人でも美味しく楽しめることでしょう。

 

たんぱく質量(1食)
  • 15g
その他の成分(1食)
  • エネルギー :83kcal
  • 炭水化物:3.3g
  • 脂質 :1.4g
  • ナイアシン 3.6~9.9mg
  • ビタミンB1:0.50mg
  • ビタミンB2:0.57mg
  • ビタミンB6:0.42mg
  • ビタミンC:32mg
  • ビタミンD:9.1μg
価格(1袋  1050g) 小売希望価格 6,105円(税込)
味の種類
  • ココア味
  • バニラ味
  • リッチショコラ味
  • 抹茶風味
  • ヨーグルト風味
その他成分
  • アミノ酸スコア100